2017年4月15日土曜日

岩政コーチ×工藤副将対談 「大学でサッカーをするということ」

新入生の皆さん、いかがお過ごしですか?授業にも少しずつ慣れ始めて来たところでしょうか。桜が見頃を迎えましたので、クラスの友達等と花見に行ったという人もいるかもしれませんね。

 先日の駒場コンパ始めア式のイベントや練習体験に今まで来て下さった方々、ありがとうございます。今年の新歓ブログの最後を飾る対談企画、

岩政コーチ×工藤副将対談を是非ご覧下さい!





まずは二人の紹介から…

岩政コーチについてはご存知の方も多く、紹介するまでもないかもしれませんが…改めてご紹介します。


岩政大樹

山口県出身。東京学芸大学蹴球部を卒業後、J1鹿島アントラーズに入団。Jリーグ史上初の3連覇に貢献するなど中心選手として活躍し、日本代表にも選出される。

その後タイのクラブチーム、J2ファジアーノ岡山を経て20172月より東京ユナイテッドFChttp://tokyo-united-fc.jp)に選手兼コーチとして加入、同時に東京大学運動会ア式蹴球部http://www.todai-soccer.com)コーチにも就任した。




工藤航

神奈川県立湘南高校出身
工学部システム創成学科4年。



早くから公式戦で活躍し、昨年から不動のセンターバック(DF)としてチームを牽引する。

また、昨年の後期リーグより副将を務める。



それでは早速、二人の対談をお読み下さい。



—(工藤選手に)ア式に入った理由は?

工藤:ア式に入った理由はシンプルで、一番情熱を持って取り組めるのがサッカーで、サッカーに一番時間をかけることができ本気で取り組めるのはア式だったからです。他に迷いもせずここを選んだ。元々、難しいと思われることに挑戦するのは好きでした。東大のサッカー部が勝つことは難しいと思われているだろうと考え、そんな中、勝って、入部当初も部は関東昇格という目標を掲げていたので、関東昇格にコミットできたら、という思いがありました。



岩政コーチ:大学を受験する段階でサッカー部に入ると決めていたの?

工藤:そうですね。高校2年生の冬ぐらいから受験することを決めたと同時にサッカー部に入ってサッカーしようという風に決めました。


岩政コーチ:そうだったんだ。がっつり大学でもサッカーしたかったということ?


工藤:はい。


岩政コーチ:サッカーをすることで工藤は何を得たいと思っているの?


工藤:一言で言うと、刺激のある生活です。公式戦があり、独特の雰囲気の中で闘うという機会が保障されているので、それに向かって努力する日々を送っていきたいな、というのがありました。


岩政コーチ:みんなそうなのかな?みんな(入部を)迷ったりしないの?


工藤:周りの人には結構迷っている人もいました。


岩政コーチ:そうだよね、だって楽しい事は他にもあるしね。


工藤:そうですね。


岩政コーチ:苦しい事の方が多いしね、部活って。


工藤:はい。


岩政コーチ:大学に入ってからは、(入部当初に抱いていた)気持ちが変わる事はなかったの?


工藤:変わるどころか気持ちは強くなっていきました。東大で勝ちたいという気持ちは年を追うごとにどんどん強くなっています。





—岩政さんはいつ、東京学芸大学のサッカー部に入る決断をされたのでしょうか。

岩政コーチ:元々は、高校卒業後は普通に地元・山口でプレーしようかなと思っていた。山口や広島の大学に通って、サッカーはサークルくらいでやろうかなというくらいに考えていました。
しかし、高校3年生の最後の試合に足を骨折して出られなかった。本気でサッカーをする最後の花道にしようと思っていた大会が突然なくなってしまい、大学でもサッカーを(本気で)する方に(方針を)変えまして。そこで進路を変えるという決断がそもそも、学芸のサッカー部に入るということだったので、学芸に行くということがサッカー部に入ることとセットでした。


—大学サッカーの魅力について

工藤:大学ならではの魅力を考えてみると、高校までの環境と比べて自分たちで考え、自分たちで環境を整えなければならない点でしょうか。高校までだと、顧問の先生がグラウンドを取ってくれて、他校の監督と話をして練習試合を持ってきてくれて、「何時にどこ集合な」と言ってくれた、それが当たり前の環境だった。
でも大学に入ってみると、学生がグラウンドを取ったり、(相手チームの、同じく学生の担当者と話して)練習試合を持ってきたりしてくれる。そうして学生が試合を組んでくれる人であったり、学生トレーナーであったり、テクニカルスタッフであったり。プレーヤー以外の道でチームに貢献する道を自分で探している人たちがいて、そういう中で、自分の手で環境を作ることの大切さを学べるのが一番の魅力かな、と思います。


岩政コーチ:自主運営という点でしょうね。大学の部活は、部の仲間といる時間が長いので、その中で自分たちでサッカー部を作り上げていくという感覚になる訳ですね。自分たちで作る環境というのはあまりないでしょうね。高校までももちろんないですし、社会人になってもなかなかそういう意識は持ちにくい。自分たちのものだという意識がやっぱり大学サッカーならではですよね。



—大学サッカーで得たこと

工藤:前と比べて格段に、ピッチに立つことの重みというか、チームを代表して試合に出るということの重みを受け止められるようになりました。試合自体は90分間で終わってしまいますが、その90分の試合のためにトレーナー、テクニカルスタッフ、グラウンドを取ってくれる人、色んな人が動いてお金も動くんですよね。試合に向けての練習にも選手やスタッフのみんなが時間を割いて本気で取り組んでくれている。日々の活動の中でそれを肌で感じられるので、ピッチに立つことはすごく重い意味のあることなんだな、と実感しました。


岩政コーチ:僕の場合は単純にプロへの道が開けましたからね。高校まではノーチャンスだったのが、道が開けた訳ですから得たものは大きかった。日本サッカーの場合は、高校で芽が出なかった選手にもうワンチャンス残されているというのは良いな、と思います。あとは、大学サッカーをやると(サッカーをする時間が)4年間確保されますから、自主的なサッカーへの関わりによって考えの部分も変わりますよね。主体的に動く時と流動的に動く時とでは、頭の使い方・考えることが違いますからね。それによって戦術的にも、あるいは個人戦術、チーム戦術あるいはサッカーへの取り組み、いろんな面で変化が起きたのだと思います。




—(岩政コーチに)ア式に来て2ヶ月半、感じている手応えや課題などはありますか。

岩政コーチ:ア式は、勝てばいいという話ではないじゃないですか。一つの試合に勝ったからといってそれから先の人生が豊かになるわけではないでしょう?部員たちが積むア式での経験が、それぞれの未来に活かされてほしい、今というのが。未来に繋がってほしい訳ですよ。ということは目の前の試合に勝つ方法論を一つ教えたところで何も将来には結びつかない。やはりサッカーによって彼らに学んで欲しい。手応えというのは最後まで得られないのだと思いますし、彼らの将来の顔を見た時にわかることだと思いますからね。何を彼らに伝えるべきで何を伝えないべきか、ちゃんと判断しながら付き合わなければならないと思っています。



—自分の目標は?


岩政コーチ:まずは僕が彼らとの付き合いの中で成長すること。そこがまず第一にある。彼らには、サッカーも上手くなってほしいですし、人間としても色んなことを学んでほしいです。そういうことをどうすれば伝えられるかということを自分がしっかり判断できるようになること。それが目標でしょうね。


工藤:今年のチームの目標は東京都一部に復帰することですが、それに付随して自分の目標も決まってくると思っています。その中で、副将というチームを率いる立場の一員として、岩政さんも仰っていましたが、人間的にもっと成長する必要があると感じています。自分の目標は、抽象的ですが、人間的に成長して昇格に貢献するということです。




—岩政コーチにこれから特に学んでいきたいこと

工藤:岩政さんが来られた当時、「サッカーの楽しさを教えてやる」と仰っていたことがすごく印象に残っています。関わった時間はまだ短いですが、岩政さんが来られてから、「最近サッカー楽しいな」と前より思えるようになりました。もっと先にもっと楽しいことがあると思っているので、サッカーの本当の楽しさ、それを一番教わりたいなと思っています。




—副将(・幹部及びチームを率いる人間)に期待すること

岩政コーチ:率いる立場の人間は、人の心をどこまで想像して接することができるかが大切です。率いる立場になるとどうしても自分の考えに固執しがちになってしまう。
例えば後輩と接する時、「この子をどのようにすればチームにより貢献出来る選手・人間に出来るか」を考えること。どこまで深くその人間に入っていけるかが大切。「がんばれよ、こっち来いよ」と言うのではなく、その人の身になり、「頑張れよ」という言葉をかけるのがいいのか、もっと冷静に語りかけるように喋ればいいのか、彼の性格、生いたち、育ってきた環境などを踏まえ自分の中で考えて落とし込んでいくと相手への伝わり方がまったく違ってくる。そういうことをどこまで考えられる人間になるかということは大学サッカー部の4年生にとって、副将に取っての貴重なことだと思う。上に立つ人間、というより役割を与えられた人間というのは他の人たちのパフォーマンスをどうマックスまで持っていけるかを、彼ら一人一人の深いところまで入っていけるかを考えることが大切だと思いますよ。


工藤:ありがとうございます。




—新入生への一言

岩政コーチ:本気でサッカーをやりたい人だけ来てください。

工藤:本気でサッカーをやりたい人にとって心地よい環境を常に目指してやっておりますので、志ある人は是非共に闘いましょう。








2017年4月11日火曜日

主将・GM対談 -「スポーツ界はブルーオーシャン」!?-



【新歓企画第四弾!】



新入生の皆さんは、授業が始まってワクワクしているところでしょうか。
また、いろんな団体が新歓イベントを行っており、サークル・部活選びに迷っていることかと思います。
今回はア式蹴球部をピッチ内で引っ張る主将、そしてピッチ外から引っ張るGM、というまさにチームの顔の二人の対談を行いました!


まずは二人のプロフィールを紹介します!

主将:沢登孝介(栄光学園高校出身・文学部歴史文化学科)
GM:俣野泰佑(東大寺学園高校出身・工学部システム創成学科)



左:沢登 右:俣野 


※ところでGMって何?

ア式蹴球部にはピッチ外の仕事がたくさんある。GMは選手のトレーニングに直接影響するところから、行事の運営、地域や学校だけでなく、リーグ戦を運営する東京都大学サッカー連盟にも関わっている。(俣野は昨年学連幹事長)
そのような全ての仕事を把握、統括し、実行するのがGMの仕事。


では、さっそく対談を見ていきましょう!



――――さて、最初は、なぜその役職についたのかを教えてもらえる?




沢登:他にやる奴がいなかったってのと、俺がなる空気だったってのが大きいかな。個人的には主将とかを支える立場の方が向いてそうって思うんだけど。そういう空気になったっていうエピソードがあって、1年の時にジムの講習会に遅れて怒られた時に、事情説明を誰も言い出さなくて、耐え切れなくて俺が言っちゃったんだよね(笑)

俣野:俺は最初は末吉さん(俣野が1年の時の4年・主務)について回ってたな。選手をやっていた頃から運営には興味があったかな。ただ末吉さんは怪我もあって選手やってなかったけど、俺は選手やりながらGMやりたかった。常に悩んでて、一回カテゴリー落とされた時も逃げた感を出したくないから選手を続けてたっていうのはあるな。ただそのあと一回カテゴリー上がったけど、もう一回落とされた時に両立はやっぱきついなって思って、迷いなくGMに専念することを決めたかな。まあサッカーする場所(LBnd)があったってのは理由として大きいかもしれない。

――GMへのこだわりはあったの?

俣野:うん。なんでもいいから仕事がしたいという訳ではなくて、自分で運営がしたいっていう気持ちがあった。昔から仕切りたがりだったしね。




――――じゃあ、二つ目の質問行くね。「主将・GMとしてこれをやっていこう」と決意したこととか、「今後取り組んでいきたい」と思ってることはある?


沢登:「今日から主将だ」っていうタイミングはなくて、じわじわ俺が主将なるんだろうなって感じだったな。だからこれっていう決意はなかったかもしれない。ただ、添田さん(沢登が1年の時の4年・主将)に主将としてやっておくことがあるかを聞いたら、「スキを見せるな」って言われて、それはずっと意識してる。ゴミ拾いさぼらないとか、そういうところ。
 今はア式を関東にあげるために何ができるかっていうところをすごく考えてる。一番直接的なのは東大がサッカー推薦を導入することだけどそれは無理だから、森本(3年)がやってくれてるLBユースもそうだし、ユナイテッドとの合同練もそうだし。関東昇格の方向にチームを向かわせつつ、チーム内でも向きを揃えていかないってのが今の大きなイメージ。
 あとは関東昇格ってのはずっとテーマではあったな。主将になる時に紙に書いて部屋に貼ったわ。

俣野GMになる時にはやっぱり関東昇格させたいなって思ってた。印象的だったのは、俺が1年の時の卒部式で4年生はあまり納得いかなかった感じだったんだよね。それがショックで、自分だけじゃなくて部員もそういう感じでやめさせたくないなって思ってた。
 今はいろいろやってて、部外にも手を出してる。日本の大学スポーツ自体が整備されようとしてるんだよね。スポーツ庁が声明出したりしてるし。アメリカの大学スポーツとかはすごくて、年間として売上が一兆円くらいあるんだよね。日本は大学スポーツ盛んなのにお金も上がらないし、人もあんまり来ない。スポンサー付けようと思っても大学側がNGだったりする。そこらへんが整備されようとしてる。サッカーとか大学スポーツとか組織として未熟な分野に自分がいて、東大サッカー部でなんかすれば面白いなって思うし、その経験は自分に生きるなって思う。

沢登:スポーツ界、市場として開けてるらしいね。

俣野:ブルーオーシャンってことでしょ。

沢登:そう、「スポーツ界はブルーオーシャン」。藤枝MYFCの社長が言ってたわ。





――――次の質問。率いる立場になってみて見え方が変わったことはある?





俣野:見え方が変わった、ってことでもないけど、しょうもないところもあるなってこと。 

沢登:といいますと?

俣野:1年の時とかは見えない部分が多かったから、理不尽なこと、よくわかんないこと、そこには高尚な理由があるのかなと思ってた。いざ上に立つと、まだまだ未完成だなって感じ。

沢登:なるほどね。んーなんだろう、俺は部員を友達として見れなくなってきて、部員として見るようになったかな。こいつはこういうの得意だろうな、こういうこと頼んだらうまくやってくれそうだな、こいつはこういうこと言ったら文句を言うだろうな、とか。少し寂しいなって思う。

俣野:冷めてる感じだよね、わかる。部員から個人的なライン来なくても全然よくなっちゃうもんね。

沢登:でも来ると嬉しいよね。うん、ラインの内容変わったなあ。

俣野:ちょっと雑談最後につけたりしてみようかな()





――――やっていて嬉しかったこととか悲しかったこととかやりがいとか、どうかな。そういえば最近、沢登はFeelingsで今の感情は「諦め」ですって言ってたような。
(参考URL http://ashiki-feelings.blogspot.jp/2017/03/blog-post_21.html



沢登:そうだね、その気持ちは大きいかもしれない。やっぱ組織ってものを相手にすると難しいんだよ、どう動くかはわからないし。まあそれがやりがいとも言えるんだけど。主将になってからは組織ってものについて一番考えたような気がする。本も読んだし、社会心理学の教授に話聞きにいったりもした。当てはまるケースもないし、これやったらうまくいくってのもないんだよね。

俣野:俺もある企業の人にア式こんな感じですけどどうすかね、ってそのまま持ってったけど、「難しいね。インターンの題材にしたいわ」って言われたわ() んーやってて思うことか。普通に楽しいな。やりがいは尽きない。自分でやることと他人にまかせるバランスが課題だな。あと普通にしんどいっても思う。仲間が欲しいね。

沢登:あとは、結局勝ったときがやっぱり嬉しいし、日々楽しいなと思ってるよ。あ、部員がチームを考えてくれてること、言いにくかったりするけど素直に伝えてくれると嬉しいな。できるだけ言いやすいキャラを作ろうとはずっとしてるな。



――――最後の質問の前に、何か話したいこととかない?


沢登:人生についてとかどうよ。起業とかすんの?

俣野:とりあえず就職するかな。コンサルとか、IT系のベンチャーとか見てる。

沢登:最近「ライフシフト」って本読んだんだよね。寿命が100年になる、老後が35年になる。そうすると貯蓄ではやっていけないから、80歳くらいまで働いてないといけなくなる。仕事の内容も変わってくるから、今ある仕事じゃ生き残っていけないから、今のうちにスキルとか資産を準備しなきゃいけないから、いま企業に入るのはどうなの、って感じ。

俣野:じゃあどうするの?

沢登20代のうちはいろいろ人脈とか作ってもいいのかな。社会人なる前に2~3年準備期間あってもいいのかなって感じ。サッカー方面でなにかしようかなって考えてる。

俣野:そういえば俺、今度友達と会社を立ち上げるわ。

沢登:起業じゃん()俺は東南アジアでサッカーとかしちゃうのも選択肢としてありかなって思ってる。いま日本の企業がチーム運営とかしようとしてるんだよね。サッカーしながらそういう会社の中で運営についても学ぶとか。この選択肢取る確率は今のところ10%くらいだけど。まあ自分の資産としてあるものって、「サッカー」と「東大」の二つで、それを活かせることを考えてたら思いついた。

――留学とかはどう?

俣野:コンサル入りたいなって思うのは、社内留学あるから。留学の仕方って大事だよね。大学1・2年の留学ってあんま意味ないと思ってる。旅行じゃん、みたいな() 経営とかプログラミングについて、ちゃんと学ぶ留学ってのが理想かな。




――――さて、最後にア式の魅力を語ってください!


沢登:やっぱ環境が素晴らしい、元日本代表の岩政さんや健太郎さんに指導してもらえるし、グランドとかジムとかもほんとにいい。サッカーというスポーツに関して言えば、裾野が広くて競技人口が多いから、いろんなことにつながれるよね。子供からおっちゃんまでどんな世代だって関われるし。そして、さっき俣野が言ってた未完成ってのはすごく魅力だと思ってて、本当になんでもできる部だなって思う。注目されるポテンシャルもあるし。

俣野:ほぼほぼのぼりが言ったな。今の部員は4年中心に、いいところと悪いところの幅が大きくて、いいところもたくさんあるんじゃないかなって思う。いい意味で我が強いやつもキャラが立ってる奴もいっぱいいるし、それをいい感じのエネルギーに変えればいいんじゃないかなって感じ。
 あとは、絶対的にこれがいいって口を揃えていうようなことがあんまりなくて、それも逆にいいところかなって思うな。キラキラしてなくて。

沢登:それはほんとわかる。「俺ら充実してます!」みたいな感じじゃないよね。いろんな人がいて、みんな何が大切なのかとかすごく考えてるんだよな。

俣野:まあ考えるだけじゃなくてやらないと意味ないな、とは思う。でも、ア式にはやる材料は揃ってる。



ーーーー以上です、ありがとうございました!




主将・GM対談企画、いかがだったでしょうか。今後も新歓ブログ更新していきますので是非ご覧ください!

練習参加や見学の希望をされる方はいつでも受け付けていますので、ashiki.recruit@gmail.com
までご連絡ください!





2017年4月4日火曜日

ア式×スタッフ対談〜主役は俺たちだ〜

【新歓企画第三弾】
新入生の皆さん、テント列とサークルオリ大変お疲れ様でした!

おそらく、もう既にどこの団体に所属するか大方決まってきた人もいれば、
まだ迷っている人もいれば、何も考えていない人がいることでしょう。

女の子とわいわい出来るテニサーいいなぁ
ゆる〜くサッカーできるサッカーサークルっしょ
大学では英語で論破したるで英語ディベートサークル
はたまたみかん大好きサークル
と思っているあなた!!!!


ちょっと待った!プレイバック!!プレイバック!!!

ア式という選択肢をまだ消さないで


今回は選手としてだけでなく、
サッカーが大好きな新入生、サッカー含むスポーツ全般が大好きな新入生、
スポーツに全く興味がない新入生、サッカーが大っ嫌いな新入生も
大活躍できる可能性がア式にはあることを知っていただくため、
ア式が誇る敏腕スタッフたちを集めて対談を行いました。

そんなア式が誇る敏腕スタッフたちをK-1方式で紹介します。

フィジカルコーチ
青コーナー、横浜出身、ベンチプレス大好き脳筋マン、やーーーまーーーーもーーと けーーーーーーーーーーーんんんん

4年山本健(教養学部)






鮫「食べたいのに、食べたいのに、やまもとけーーーーん」












マネジメントスタッフ、広報部長
続きまして、赤コーナー、熊本出身、一人カラオケをこよなく愛し、くまモンより自分の方が5万倍かわいい、まーーーーーつーーーもーーーとーーーー あーーーやーーーかーー

4年松本彩伽(医学部)
くまモンやないやん。

テクニカルスタッフ
続きまして、緑コーナー、広島出身、サッカーとゲームと漫画をこよなく愛すツボがとんでもなく浅いオタク、こーーーつーーーばーーきーーー なーーおーーーーーきーーーー

3年小椿直輝(教育学部)



見えるぞ、見えるぞ、ア式の勝利
ゼハハハハハハハハハ








御殿下サッカースクール
そして最後に、紫コーナー、東京出身、女の子と読書しか頭にない、やーーーーーざーーーきーーー りょーーーーーううう

4年(?)矢崎諒(農学部)








ぼっっっっっっっねーーーーら!













この対談でどんな化学反応が起きるか非常に不安です。
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新歓期ということで、それではまず高校時代何をしてきたか教えてください。
山本:やっぱり、勉強とサッカーだよね。あ、でも俺たまに草野球してた。笑 たまに、他校も交えて大会とか勝手にやってた。ベイスターズ大好きだし。
矢崎:俺もサッカーだけだわ。
小椿:自分も山健さんと矢崎と一緒で勉強とサッカーです。ただ、自分はカープが日本一だと思ってます。これだけは譲れません。ベイスターズの5万倍はすごいです。というのも、◎△$♪×¥●&%#?!
松本:実はわたし空手部だったの。笑 得意技は上段蹴り。他には英語ディベートとか、海外の学生と旅行プラン考えるコンテストにも参加してた。常にoutgoingな視点を持つようにしてた。
一同:驚!outgoing???
山健:ちょっと矢崎まつあやの蹴り喰らってみてよ。笑
矢崎:まじで???
松本:じゃ、行くよ!
〜バシッッッッッッ〜
矢崎:ぼっっっっっっっねーーーーら!


新歓期はどういうところを見てたか。
山本:俺はア式に入るために東大受けたから、ア式以外は全く見てなかった。この時期もう練習行ってたし。笑
矢崎:俺も高校の先輩が既にいたこともあってほぼほぼア式って決めてた。でも、新歓してくる女の子が可愛かったからテニサーには正直揺らいだ笑 本当に可愛かったんだよね。本当に。(鼻血)



















小椿:初めはサッカーサークルと迷ってましたが、駒場コンパで他の入部希望者と話す中でア式に絞りました。
松本:ア式女子部、チア、LaVoce等々…新歓期は15個くらい回った。本当に迷った、、、


ア式に入る決め手になったのは?
一同:色々あるけど、やっぱりいる人たちの魅力!!!


自分の役割の魅力を教えてください
山本:大学で専攻してることを実際の現場で出来ること。今教養学部統合自然科学科統合生命化学コースでヒトの身体について勉強しているから、大学で学んで得た知識がフィジカルトレーニングを組み立てる際にかなり役立っていて、効率的な科学的根拠に基づいたトレーニングができていると思う。
矢崎地域の方やア式OB関係者など、多くの子供達が通ってくれていて、広い人工芝のグランドでめいいっぱい走っていたり、ミニゲームで感情をむき出しにしてがむしゃらにボールを追いかける子供たちの姿をみると、むしろサッカーの楽しさを教えてもらっていると思えるくらい貴重な仕事だと思う。
小椿:よりピッチの中に近い部分でのサポートができるところですかね。あと、チームの勝利に貢献するためのアプローチの選択肢がとても多いので、自由度の高い活動ができるところですね。
松本:東大に対して世間的にガリ勉なイメージがある分、東大に来てまで本気でサッカーをする人達に対する注目度は高く、広報をしていても反応があるのが面白い。東大生にもこんな人や集団がいるんだぞっていうのをもっとたくさんの人に伝えられるってとこかな。


やりがいを感じる瞬間
山本:トップチームの選手に強く影響を与えられること。サッカーをする上でやっぱりフィジカルは必要不可欠。入部したての頃は弾き飛ばされてたようなヒヨっ子がフィジカルトレーニングを重ねて、3,4年になった時に屈強なフィジモンになっているのとか見ると涙が止まらないよね。
矢崎:スクールの運営。何百人の会員を抱える団体を運営できることはそうはないと思う。経営的視点に立って仕事をできていると感じられるときがやりがいだね。
小椿:サッカーを観るのがそもそも大好きなので、自分の大好きなことを通してチームの勝利に貢献できるというのがとても楽しいです。
松本:ア式のプレゼンスを向上させるだけでなく、選手のモチベーションを上げることもできたりと広報でできることは未知数なので、やればやるほど新たな発見があるというところがやりがいだと思う。


ア式の一押し選手か好きなプロサッカー選手を教えてください
山本:尾上尚太郎。フィジカル強化にしっかり励んできたし、あと何よりかなり面白い。アメリカンでポッピーなジョークがたまらない。プロだったら本田圭佑だな。やっぱりその伸び代、伸び代ですね。
矢崎:細井隼。あと、工藤航。この前、feelingsに書いてあったことには本当に心を打たれた。皆さんもぜひ一読を。
http://ashiki-feelings.blogspot.jp/2017/03/blog-post_12.html?m=1
小椿:服部直弘さん。見ていて気持ちの良いプレーをする選手だと思います。プロだったら、広島出身なのでサンフレッチェ広島が好きなんですが、そこの森崎和幸という選手が好きです。
松本:武田康平。プレーがダイナミックで彼がボールを持つとワクワクする。もう本当に大好き。秘めたる思いを語った最新のfeelingsも是非ご覧下さい
http://ashiki-feelings.blogspot.jp/2017/03/blog-post_31.html?m=1
プロだったら、旅行でスペインに行った時ナマで見たメッシとMJ。
山本:MJってアーティストやんけ。


最後に、新入生に向けて一言
山本:伸び代は無限大。
矢崎:色々迷う時期だと思います。 ぜひ駒場コンパや練習体験などで僕たちの雰囲気を感じみてください!
小椿:テクニカルスタッフ含め、ア式はまだまだ発展途上です。そんな環境で自分の力を試す4年間も悪くないんじゃないでしょうか。
松本:百聞は一見に如かず。1度グラウンドに来て、ア式の空気感をぜひ感じて下さい。



ということで、少しはア式について知っていただけだしょうか。
是非、グランドに一度は足を運んで見てください。

練習参加や見学の希望をされる方はいつでも受け付けていますので、
ashiki.recruit@gmail.com
まで、ご連絡ください。

お待ちしております。
(文責:4年 尾上)

2017年3月28日火曜日

ア式×地方出身者 〜駒場と本郷の狭間で〜

【新歓企画第二弾!】

こんにちは!新入生の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、一人暮らしをしている4人の部員にお話を伺いました!



一人は、迫力のあるスライディングをかましているテクニカルスタッフ。Jリーグ大好きな

小椿直輝(新3年生 文学部 広島県立安古市高校出身


お次は、一番左にいる、神戸育ちの新歓長

佐俣勇祐(新3年生 工学部 灘高校出身)


続いて、一番右の白いユニを着ている、現部員で最も田舎出身のMF

細井隼 (新2年生 理科Ⅰ類 福井県立武生高校出身)

そしてもう一人、右から二番目、ニュージーランドオークランド出身のバイリンガルプレーヤー 
柳澤アーサー(新4年生 教養学部   Auckland Grammar School 出身) 


私の調査不足により現在一人暮らしではない選手が混ざっていたことが判明しました。

左から二番目の、中高時代を北海道の寮で過ごした

大池一輝(新2年生 文科Ⅲ類 函館ラサール高校出身 現在神奈川県の実家から通っています)

そこで彼には答えられる質問にのみ答えてもらいました!笑
(北海道が大好きで、寮生活をしてみたかったからと本人は頑なに主張していますが、単なる中学受験失敗説が有力)







ここから主に4人へ質問をぶつけていきます。


〜〜皆さん、この時期は何をして過ごしていたかを教えてください〜〜

小椿:三月の終わり頃に初めて東京に来て、全く落ち着けなかったので、近所にどんな店があるか見て回ってました。知り合いも全くいなかったので、ひたすら孤独に過ごしてました笑
細井:寂しいですね笑 俺は福井で地元の友達と遊びまくってました!体は全く動かしてなかったです。笑
佐俣:今住んでいる家には、4月の中旬まで入居できなかったので、吉祥寺のウィークリーマンションで一人暮らしを始めたところでした。
アーサー:俺は9月入学だったから、まだこの時期はニュージーランドでゆったりとした毎日を過ごしていた笑



〜〜ア式の存在はいつ知った?いつからア式を意識していた?〜〜

細井:知らなかったです。
小椿:俺もまっったく知らなかったけど、テント列で話を聞いてみて、選手としてプレーする以外でも勝利に貢献できるポジションがあるのか、と興味を持ちました。サッカー大好きだったので、そこからはパパッとア式に絞っちゃいましたね。
細井:最初は適当にサークル入ろうと思って体験とか行ったんですけど、全然楽しくなかったし、あとは自分の中で何か明確な目標が欲しかったのでア式に入ることにしました。
佐俣:高校のOBがア式にいたのもあって、俺は高校の時から知っていました。東大に行ってア式に入ろうとその時から思っていました。
一同:おーー!(どよめき)
アーサー:俺も大学でもサッカーを続けたいという気持ちが強かったので、ア式の存在は知らなかったけど、サッカー部に入りたいとは入学が決まった時から考えていたね。

大池:浪人して、落ちる時に知りました。
佐俣:大池が浪人している時、一回ご飯一緒に食べたよね。
大池:あーそうですね。
--2人にそんなつながり前からがあったんですね
佐俣:大池を含めた河合塾の浪人生3人組がア式の練習の見学に来たことがあって、その後に一緒にご飯食べておしゃべりしたんだよね笑



〜〜ア式でやっていく上で、一人暮らしの不安はなかったか。メリット・デメリットを教えてください〜〜

アーサー:俺はPEAK生の寮で暮らしてるから、駒場キャンパスまで歩いて数分のところにあるし、授業のギリギリまで寝れるところかな
一同:いいなー笑
--他のみんなは今は練習場に近い本郷近辺に住んでいるよね?
佐俣:学校と家が近いのはとても暮らしやすいです。睡眠時間もたっぷり確保できますし。ただ、一人でご飯を食べることが多いので、家族で食卓を囲める実家暮らしの人を羨ましく感じることはありますね笑
細井:やっぱり家から近いのはデカいですね。あと、最近は料理にハマっていて作るのが楽しいです!
--デメリットはないの?
細井:やっぱり、家事が大変ですね。皿洗いとか洗濯は溜めがちですね。




〜〜今後の意気込みは?〜〜

アーサー:少しでも多くチームの1部復帰に貢献したい。最後の一年なので、全部出し切って終わりたい!
大池:今年は絶対に怪我しないようにケアしつつ、自分の持ち味を出していけたらなと思います。
小椿:何が何でも1部昇格したいので、自分にできること、やるべきことに一つ一つ全力で取り組んでいきたいです。
細井:今年はリーグ戦に出場して一年で1部に復帰できるよう、ア式の田舎者代表として頑張ります。
佐俣:成長してチームを助けられる実力をつけるべく、真摯にサッカーと向き合います。それから、この一ヶ月は多くの新入生にア式を選んでもらえるよう、新歓長としても全力を尽くします!



〜最後に、新入生へ一言お願いします!〜
大池:一緒にサッカーできるのを楽しみにしています!
小椿:テクニカルスタッフ募集中^^
細井:田舎出身でも、ア式でやっていけるんで、どんどん練習体験とか来てください。
佐俣:関西人いま少ないから来てほしーなー
アーサー:オークランドグラマーの後輩欲しい!笑

以上です!皆さんありがとうございました!



練習参加や見学の希望をされる方はいつでも受け付けていますので、

ashiki.recruit@gmail.com

までご連絡ください!

明日からはテント列やサークルオリエンテーションなどのイベント尽くしです!是非ア式ブースにお越しください!

2017年3月20日月曜日

新二年生対談!

【新歓企画】第一弾 新二年生対談
ア式に入部して一年の二年生(司会含めて)四人が、ここまでの一年間を振り返って座談会を行いました。司会も新二年生でその場に先輩が一切いなかったこともあり、率直な思い・本音をぶっちゃけてくれました。新入生の皆さん必見!!

写真(ページ下部)右から、

中村紳太郎(司会)
MF、理科I類、県立湘南高校出身

満永達彦
GK、文科II類、浅野高校出身


井上雄太
テクニカルスタッフ、文科II類、早稲田高校出身

松坂大和
DF、理科II類、県立藤枝東高校出身

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中村)先輩に質問を四つ用意してもらったからみんな思ったことを自由に述べて。さっそく一つ目いってみよう。『どうしてア式に入ったか」
満永)高校の時不甲斐ない終わり方をして、大学でも本気でサッカーをしたいと思ったからかな。
)ちなみに不甲斐ない試合ってどんな試合?
)絶対勝てると思っていた相手にPKまで持ち込まれて、結局負けてしまった。
松坂)そのときのPK戦のキーパーがみっつ(満永)だったの?
満永)そうそう。一本止めたんだけど、それもやり直しになっちゃって。味方も全部外して3本で負けた。
中村)味方のせいで負けたってことか。
満永)いや仲間のせいとは言わないけど(笑)
松坂)じゃあこのままじゃサッカー終われねえってなったの?
)そう。
)井上はどう?
井上)俺はサッカー下手だから部活としてサッカーやろうとはあんま思ってなかった。でも、サッカー見るのは好きだし、それを活かせるんじゃないかなと思って。仲間さん(今年卒業したテクニカルスタッフ)とかに新歓もされて、こういうの(テクニカル)やってみようかなって。
)サークルは入ろうと思わなかったの?
)最初はそれも考えてたけど、体験練習とか何個か行って俺にはどれも合わなかった。だったらア式に入ってこういうのやったほうがいいかなって思って入ったかな。
)あのさ、大学卒業した後もこういう感じの仕事したいなとかあるの?スカウト部門っていうかさ。
)ああ、興味無くはないよ。でもそこまでの能力はいまのところないから、あんまりそこまで先は考えてないかな。
)なるほどね。じゃ次のテーマいくか。
)待て、俺を忘れるな(笑)
)ああ、お前行く?(笑)
一同)(笑)
)大和(松坂)はどう?
)俺は割と高校でやりきったと思ってて。そんなに自分が試合に出てたわけでもないけど、最後総体でメンバー入って、俺のサッカー(の実力)こんなもんだろうなと一区切りついた。大学は勉強に切り替えってことで東大に入って、新歓をいろいろ受けたけど、どれもしっくりこなくて。このままじゃノンサーになる、やばいと思ってた。そのなかで最後まで熱心に新歓してくれたのがア式とウォーリアーズだった。
)そこでア式にした決め手はなんだったの?
)両方とも目標を持ってるじゃん?ア式なら関東昇格だし、ウォーリアーズならTOP8昇格とか日本一とか。それを自分が入らなかった側が達成した時により悔しく感じるのはどっちだろうって考えた時に、ア式だなって。
)なるほどね。
)面白い考え方だね。

)おもしろいね。じゃあ次、『一年を振り返って』
)俺は怪我に尽きるね。
)みっつはそうだよね。半分以上怪我だもんね。
)でもその間筋トレ頑張ったおかげでずいぶんマッチョになったんじゃない?
)そんなことないよ。でも確かにア式は怪我人にもトレーナーがついてリハビリや筋トレの指導を手厚くやってくれるから怪我で練習離脱している期間も自分を高めていけるのはいいな、と思った。
)思い出に残ってる試合とかは?
)立教戦の、ゆうごさんが止めまくった試合かな。あの試合見て、やっぱりサッカーは、キーパーっていうポジションがああいう風に活躍できたらいいよねって思った。
)ゆうごさんはすごかった。止めまくってたからな。井上は?
)一年を振り返ると、俺が主体となってやったことってそんなになくて、中間さんとか小椿さん(テクニカルスタッフ)に従ってやってたみたいな感じだったから、やり切れたっていう感じでもない。これからその辺は自分で考えて色々やっていきたいかなって思ってる。
)井上は大学から始めたことでもあるからね。
)一番印象に残ってるのはIリーグの明治学院戦かな。その試合で俺がスカウティングを担当して。結構相手が強かったんだけどけど俺がスカウティングしたことがかなりピッチに現れた試合だった。2-3で負けたけど、0-2から2-2-に追いついて最後PKでやられちゃったんだけど、自分の成功体験みたいな感じになったかな。
)力の差をスカウティングで埋められたんだね。いいね。
)大和は?最後の方、リーグ戦とか出てたけど。
)俺が印象に残ってるのは、最終節の帝京戦かな。航さんが出場停止で、符さんとCBやって、0-1で負けたけど、何ていうか結構手ごたえを感じた試合だった。
)結構やれてたよね。
)その中でも覚えてるのが、四年生にとっては最後の試合で、試合の終わりの方で符さんが怪我して担架で運び出されたんだよね。その時に符さんが涙を流してたのがすごく印象的だった。四年生の想いとかすごく感じて、引き継いでいかなきゃと思った。そのあとはカリブさんがCBに降りて、カリブさんから背中というかプレーでいろいろ教わった。

)じゃあ次のテーマ。『ア式のいいところ』
)環境は整ってるよね。
)設備はいいね。
)たしかにね。都心の真ん中に二面グラウンド取れる学校なんてあんまりないからね。
)シャワー付きの部室とか。
)ジムも結構大きいし。
)欲をいえばタダがいいけど(笑)あとは、先輩と後輩の結びつきは強いよね。
)そこだよね。いい意味でフラット。居心地はいい。
)仲はいいよね。先輩後輩で。
)あと、岩政さんと健太郎さんに教われるのは大きいよね。
)元プロの代表経験者だからね。
)あとは俺がいるっていうところかな。
他3人)う、うん、、、
)ごめん、次行きます(笑)

)最後の質問。『ア式をどんな部にしていきたいか』
)とにかく勝てる部にしたい。ピッチ内ではちゃんと勝てる部に。
)とにかく勝つ。最重要だよな。
)あとは、ピッチ外でも居場所が感じられる部にしたい。何かで貢献してるし、自分の人生のためになってるって感じられるものがほしい。広報とか強化活動とか。
)そういうところにみんなが積極的に絡んでいけるように。
)上のカテゴリーの大学見てると、プレイヤー以外の組織がかなりしっかりしてる。前に筑波の組織図見たことあるんだけど、班がいっぱいあってすごかった。人がたくさんいるからできることでもあるんだけど。
)俺ら少ないからね。
)そういう居場所を作ったら人も増えるんじゃないかな。
)大所帯にしたいの?
)そうそう。一つの集団として、一体感というか。ア式にいることに対しる誇りというか、それを皆で共有して。
)もっとサッカー好きな人が集まってほしい。プレイヤーじゃなくても、スタッフとか。
)井上ほどサッカー好きなやつも珍しいよな(笑)
)でもサッカー好きなやつはいっぱいいると思う、東大にも。
)自分がプレーできなくてもやれることがあって、それでチームにも貢献できて、それが人生の役にも立って。そういう組織にしていきたい。
)それでピッチにいるやつは全力で勝つと。
)その両面がほしい。
)いるだけで意義のある部ってこと?
)いるだけでっていうか、なにかしら居場所を見出せるというか、意味を見出せる部でありたい、サッカー好きな人が。
)なるほどね。
)いい感じにまとまったな。
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